FTISLAND Autumn Tour Final@日本武道館 「懐メロ」もアドリブで飛び出す盛りだくさんのステージで終幕。

10月12日、日本武道館でFTISLANDのAutumn Tour「WE JUST DO IT」のファイナル公演が開催された。9月2日に大阪のオリックス劇場からスタートした8都市12公演からなる、FTISLAND史上最長となるJAPAN Tourの締めくくりとなるステージだ。


昨年行われた「PUPPY」のファイナル公演と同様、ステージ後ろ側にも客席が設けられたステージで、後方席前には花道も。ドラムのミンファンは「背中の汗の跡を見られるのが恥ずかしい」と話していたが、後方席の最前列はアンコールで全員とハイタッチが出来たという「神席」になった。

セットリストは基本的にはこれまでのステージと変わらなかったが、最新アルバム『Where's the truth?』収録曲の「Stand by me」と「PRAY」が加わり、アンコール曲で演奏されていた最新シングルの「JUST DO IT」は中盤で演奏された。


インディーズ時代の「Soyogi」が演奏されたアコースティックステージの後のMCでは「他にも昔の曲やりたいね」という話からいろんな曲タイトルが。「Bland-new day」「Music life」(いずれも2nd single)、「ハルカ」(1st Albumリード曲、ホンギ主演ドラマ『マッスルガール』主題歌)や、インディーズ時代の「Friendship」「ミライジテンシャ」があがり、メンバーの「覚えてる?」の問いかけのたびに客席が大合唱に。


スンヒョンは「ぼくはホンギお兄さんのあれが好きです」と、『チョケッソ』の振りまねをして、それを見たホンギは大爆笑。スンヒョンのギターソロで始まるこの曲を即興で演奏し、会場もコールで応えるという楽しいひとときになった。


アンコールステージの挨拶でホンギが「スケジュールがタイトな中で無事終えることができてよかった」という一言が。ホンギのミュージカル出演やジェジンのドラマなどツアーの他にもスケジュールをこなしながら、1ヶ月半に及ぶツアーのラスト曲に選んだのが「アリガト」。この曲は2013年夏のアリーナツアー「Passion」のラスト曲で演奏されたが、当時辛い状況にあったメンバーが泣きながら演奏したという思い出の曲。だが今回は最高の笑顔での演奏にまた新しい「アリガト」の思い出が加わったのではないだろうか。


「おれもちょっと待ってた」とホンギが笑顔でこたえたダブルアンコールは、豊洲Pitのステージでも演奏された「Orange Days」。昨年の横浜アリーナのステージで演奏されて以来、ライブ定番曲となり、ソウルのLIVEでも韓国語で演奏。新しいFTISLANDの代表曲になってきたようだ。


今年のFTISLAND単独の活動はステージは今回で最後だが、12月には「FNC kingdom in JAPAN 2016」とホンギのファンミーティング「ホンタクロース is coming」を予定している。「またすぐに戻るから」というホンギの言葉通り、引き続きの活動を期待したい。


また年明けにはアジアツアー、ホンギ出演のミュージカルの日本公演、ジェジン出演のドラマの放送などが予定されている。FNCのトップランナーとしてさらなる活躍をこれからも期待したい。


(written by Yuki.A)



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