くまモンの真っ赤なハートはジョンヒョンのハート!CNBLUE イ・ジョンヒョンの温かな素顔!

昨年の秋、日本のサイン会で、ジョンヒョンに声をかけられたファンがいる。

「地震、たいへんでしたね」

熊本から参加したひとりのファン。彼女は、震度7の熊本地震で、飛んできたテレビとキャビネットに脚を挟まれたところを、高校生の息子に引きずり出されて逃げ出したというという経験の持ち主。

屋根が落ち、傾いた家に雨が降り、大切にしていたCNBLUEのグッズも全て泥水の中に浸かった。毎年購入して、年代ごとに並べていたシーズンズグリーティングセットも、ポスターもカードも何もかも、全て失った。意気消沈の日々。

そんな時、SNSに上がった「PRAY FOR KUMAMOTO」と書かれた真っ赤なハート掲げたくまモン。CNBLUEのメンバーがそれぞれのアカウントを使って、届けてくれたメッセージに気づいた時の嬉しさ。CNBLUEは、ずっと胸の中に灯りをともしてくれる存在であり続けた。


楽しみにしていたスプリングライブをあきらめて、毎日を必死で過ごしてきた日々の後にやって来た秋のアリーナツアー。2年ぶりのが福岡公演が決まり、あの時のお礼が言いたい、会いたいとの強い願いを持って応募したサイン会に当選するという、ひとつめのラッキーがやってきた。

気持ちを伝えたくてハングルで書いた「熊本地震にメッセージありがとう。嬉しかったよ」、持参した小さなボードを自分の足元に置いた。ラッキーは、続く。彼女の座った足元がジョンヒョンからよく見えるところだったのだ。気づいて読んでいてくれるのがわかった。


ドキドキしながらのサイン会。が、日本のサイン会の常で、スタッフが参加者を押し流すようにイベントは進行、何も話せないままに、出口へ歩き出すと背後から声がかかった。「呼ばれてますよ」「誰に?」驚いて振り返ると、ジョンヒョンが手招きをしてくれていた。ラッキーが、キセキに変わる。ジョンヒョンがボードのことを覚えていてくれたのだ。

「地震大丈夫だった?」

「ありがとう。メッセージもすごく嬉しかったよ。本当にありがとう。ジョンヒョンも秋に 東北で地震にあったでしょ?大丈夫だった?」

「うん、大丈夫だったよ。お互い気をつけようね」

もちろん、ジョンヒョンは日本語。まっすぐ目を見て話してくれた彼の優しさに、涙が止まらず、ジョンヒョンの素敵な素顔に、惚れなおしたとか。

以前彼は、自分は何もできないつまらない人間だけど、ファンのみんなが僕をすごい人にしてくれると、言っていたことがある。ファンはジョンヒョンから、ジョンヒョンはファンから、エネルギーを受け取る・・・という素敵なバランスは確かに存在するのだ。


CNBLUEは、3月の日本でのファンミィーティングが終わるとすぐに、韓国での1年ぶりのカムバック、続いて日本での11枚目のシングル『SHAKE』の発売、SPRING LIVEへと忙しい日々を駆け抜けていく。もちろん、ファンであるBOICE達と一緒に。今年もCNBLUEと過ごす季節がやって来る!


(写真:CNBLUE公式LINEより)

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