兵役法改定で、海外活動に赤信号?出国許可が2年間で5回に制限される。

8日、Highlightのメンバー、ユン・ドゥジュンが、9日にハノイで開催されたK-foodのイベントと、24日にバンコクで開催されるファンミーティングをキャンセル、兵役法改定による出国禁止の影響を受けたものだと報道された。


最近、兵役法施行令の改正によって、25歳以上の兵役を終えていない男子の国外旅行許可の規定が強化された。以前は満25~27歳の兵役を終えていない男子が1回の渡航が1年以内であれば制限なく国外旅行に行くことができたが、改正以降は1回の期間が6か月で、回数は2年間に5回までと制限された。このほかにも満28歳以上については、これまで入隊延期の理由として認められてきた大学院進学、兄弟同時現役兵服務、民間資格試験受験、地域や機関の広報大使活動などが延期の理由として認められなくなった。


今回報道されたユン・ドゥジュンについては89年生まれで今年29歳になるため、この改正の影響を受けたわけではない、と兵務庁がコメント。また所属事務所Around usも「今回は以前けがのため入隊時期を延期したことがあるため許可が下りなかった」とコメントした。


今回の改正は頻繁に国外へ行き来する芸能人やスポーツ選手、あるいは海外留学を理由に兵役の延期や免除資格を得る富裕層に対する優遇だとする批判に応えるもので、不当なものではない。また大手事務所が所属する韓国音楽コンテンツ協会が「韓国の文化的資産であるKPOPの活動に影響を及ぼす」として兵務庁に対して送った意見書に対しては「6か月以内であれば複数回ビザが発行できる(渡航回数を制限するものではない)」と返答しているが、「2年間で5回」という制限がつけられた以上、影響が出ると予想されている。


一方今回の報道で注目されたユン・ドゥジュンだが、現在はtvNの人気ドラマシリーズ『ゴハン行こうよ』の3シーズンを撮影中。7月から放送予定である。


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