CNBLUE編~
キングダムはお祭りだ。
1年の最後を楽しく愉快にまとめて終わりたいという、CNBLUEならではの盛り上げ方だった。「ヨンファっていつも、あんなに動き回るの?」とプリマドンナ(FTISLANDのファン)に言われるほど、走り回って目線を惹きつける。彼を含めジョンヒョンもジョンシンもサブステージの端から端まで移動して、客席との一体感を大切にしていた。
「I’mSorry」では日本独特の盛り上がりを見せた、腕を振って動かす”もらごダンス”も復活して、一気にノリノリ状態からの「LADY」はもうお決まりの展開なれど、だからこその盛り上がりだ。やっぱり、これがなくちゃ、といったところか。いつもと変わらず、いっしょに彼らと楽しめることが、嬉しいのだ。
BOICE(CNBLUEのファン)にとっては、日本メジャーデビュー5周年記念の秋のアリーナツアーから約1週間後の開催というタイミングで、その時の思いのままに参加しているという者も多かったろう。10月発売のアルバム「EUPHORIA」からは、1日目は「Face to Face」が2日は「Royal Rumble」、どちらも発売直後から、SNS上でBOICE達が好きだと呟いていた曲だ。そうしてアルバムリード曲「 Glory Days」へと続くと、想いは一気に過ごしてきた今年1年を笑顔へと変えてくれた。
ジョンヒョンソロ編~
「さっき見ました?ここで頭こう降ってギター弾いて、終わったらメイクなおして出ろって。ひどくないですか。まだ、心臓早いんですよ」
CNBLUEとしてのステージを終わってから、間に別のアーティストを挟んでいたとはいえ、すぐにソロの出番が来てしまい、「結構、大変なんですよぉ」と、本音をぽろっとしゃべってしまうジョンヒョンらしさが嬉しくもある。クリスマスのやるとアンコール公演の予告もありつつ、「来年もやると思うんで」と、来年のスケジュールも明かしてくれた。
ジョンヒョンは、今年の夏、初のソロアルバム『SPARKLING NIGHT』をリリース、続けてソロコンサートを行った。今回はそのアルバムからの曲を2曲披露。CNBLUEとは違う顔を見せてくれた。彼の声を活かした低く甘いバラード「Smile」と軽快なポップスの「Pina Colada」だ。
2曲目では、バックダンサーとして、今年デビューしたFNCエンターテインメント初のボーイズダンスグループSF9からの応援を得てのダンスを披露。この「ココララ」ダンス、いつも恥ずかしそうに、ちょこちょこっと手を動かすジョンヒョンのうしろで、花を添えた。
ヨンファソロ編~
ヨンファのソロ活動が行われたのは昨年。今年も、そのソロアルバムからの2曲でのステージとなった。アルバムのリード曲である「One Fine Day」では圧倒的な歌唱力に、会場が静まり返り、瞬く間にヨンファの世界が広がった。
このバラード曲で、客席からは、「ジョン・ヨンファ」「サランヘ」という韓国式の掛け声が飛んだ。バラードでも、名前を呼んで応援するのは人気のバロメーターなのだ。ここで、名前を呼ぶものが無いと、人気が無いとされてしまうということなのだ。初めてで、驚いた人もいたかもしれないが、次からはいっしょにたのしんでみてはどうだろう。フルネームを叫ぶのはなかなか無い機会にちがいないのだから。
2曲目は、ジョンヒョンと同じくSF9からのバックダンサーが登場。本活動の時には、ラッパーのヤン・ドングンとのコラボを行い、リード曲よりも先にMVが発表されお洒落なMVも評判となった「Mileage」をいっしょに歌い、踊った。この練習風景は、公演後にインスタグラムで公開されている。
また、この時着ていた衣装の黒いロングコートをずらして鍛えた肩から二の腕を見せびらかすことも忘れなかった。ここ最近ずっと、トレーニングに励んでいるヨンファ、最初はなで肩克服や体力造りや、グラビア撮影のためや、ドラマの役つくりの絞り込みだったのだと思われるが、最近ではどうも出来上がった筋肉を見せたくて仕方がない感が半端ないのもご愛敬。
ジョンヒョンと違って、今後のことにはヨンファの口からは一切出てこなかったが、BOICEの間では来年早々にも2回目のソロ活動があるのでは・・・と囁かれていることから、このキングダムのステージで前回のアルバムの曲を聞いて期待を高めておくのは正しいのかもしれない。
(写真:FNC MUSIC JAPANツイッター、ジョンヒョンのインスタグラムより)
written by Y.
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